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3.2 木目金材料の新接合法の考え方 工業生産設備での接合部の性能は格段に優れています。1000万円以上の接合設備を使用しての接合ですから、接合部の性能が優れるのは当然です。木目金作家の簡単設備で、接合体の性能を高める接合方法は? 木目金作家の簡単設備で、工業設備での性能に近づけることができないのでしょうか。 (4)工業設備を使うことなく、鍛金作家の身近な設備で、接合の性能を高めたい 接合に失敗した積層体ブロック 長年の経験から接合部の性能を高めるポイントは次のようになります。
ポイント1 (接合面への加圧法) ポイント2 (酸化防止策) 工業的に異種金属の拡散接合が施工されています。現代の異種金属の拡散接合の知見を利用します。異種金属の接合条件の選定の考え方から、接合時間、接合温度を電気炉で設定。従来のような、接合界面での液相の発生を確認する必要がありません。酸化が少ない条件では、銅と銀の接合は、600〜700℃で十分です。また、接合時間も電気炉の大きさにもよりますが、最大2時間で十分です。この加熱条件を電気炉にセットすればOKです 戻る |